データバインド入門 |
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SQLもサーバもいらないWebデータベースの制作術 |
著者 | 井上 健語 |
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判型 | A5判,264頁 |
本体価格 2,200円 | |
ISBN | 978-4-87783-068-7 C3004 |
Windows版のInternet Explorer 4.0から利用可能になった機能「データバインド」は、クライアントサイドだけで並び替えや絞り込み可能な表、つまりデータベースを実現する機能です。サーバ側にデータベースソフトを必要としないため、SQLの知識やサーバ運用・管理のノウハウを持たない一般ユーザーでも、驚くほど簡単に(しかもまったくコストをかけないで)データベースを作成できます。
個人やSOHO、小規模の会社でデータベースを導入する際は、検討する価値のある機能です。IEのブラウザシェアが9割を越えたとされる現在、データバインドは再び脚光を浴びつつあります。
本書は、基本から応用までを網羅した、日本で唯一のデータバインド入門書です。
第1章 | 7ステップで作る簡単データベース |
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ステップ1 | データを用意 |
ステップ2 | HTMLファイルを書く |
ステップ3 | IEに読み込んで表示を確認 |
ステップ4 | 並び替え機能を追加 |
ステップ5 | 絞込機能を追加 |
ステップ6 | FTPソフトでプロバイダにアップロード |
ステップ7 | IEでアクセスして表示・動作を確認 |
第2章 | はじめてのデータバインド |
2-1 | データソースのテキストファイルの書き方 |
2-2 | 繰り返しテーブル用のHTMLファイルの書き方 |
2-3 | レコードの並び替え |
2-4 | レコードの絞込 |
2-5 | 並び替えの少し実用的なサンプル |
2-6 | 絞込の少し実用的なサンプル |
2-7 | テーブルの表示レコード数制限とページ切替 |
2-8 | レコードを1つだけ表示して切り替える |
2-9 | データをHTMLコードとして解釈 |
第3章 | HTMLタグとイベントハンドラ |
3-1 | データバインドで使用できるHTMLタグ |
3-2 | データバインドで使用できるイベントハンドラ |
第4章 | データバインドの応用 |
4-1 | 繰り返しテーブルにメールアドレスを含めてリンクとして表示 |
4-2 | テキストファイルの切り替え |
4-3 | テキストファイルのレコードを現在のレコードに追加 |
4-4 | サーチパスを使ったリンク先でのテキストファイルの切り替え |
4-5 | クリックしたデータを条件にレコードの絞り込み |
4-6 | 数値に3桁ごとのカンマを挿入 |
4-7 | 表示するレコード数を変更 |
4-8 | 空白で区切った文字がすべて含まれるレコードを絞り込む |
4-9 | レコード数/レコード総数を表示 |
4-10 | 繰り返しテーブルに連番を表示 |
4-11 | 繰り返しテーブルの計算 |
4-12 | 複数の条件で並び替え |
4-13 | 条件に合うレコードを検索 |
4-14 | レコードの追加・削除 |
4-15 | その他の応用&FAQ |
第5章 | シンプル・ゲストブックを作る |
5-1 | 作成するシンプル・ゲストブックの機能 |
5-2 | シンプル・ゲストブックのファイル構成と設定 |
5-3 | シンプル・ゲストブックの仕組み |
5-4 | シンプル・ゲストブックのソース |
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なお、サンプルの不具合等の技術的な最新情報については、著者のページ (http://www.st.rim.or.jp/~makoto3/cuttsystem/)を参照してください。