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WebGL+HTML5
3DCG プログラミング入門

2012年6月10日 初版第1刷発行

本書の記載内容について訂正があります。
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本書について

 本書は、ウェブブラウザ上に三次元グラフィックスを表示するための標準仕様であるWebGLを用いてプログラムを作成するための入門書です。

 WebGLは、3DCGの分野で広く用いられているOpenGLをもとに組み込み機器向けの描画ライブラリとして策定されたOpenGL ESを、ウェブブラウザ上で使用できるようにしたものです。Google ChromeやFirefoxなど、WebGLに対応するウェブブラウザであれば、グラフィックスハードウェアの処理能力を活用した3DCGを特別なプラグインなしに表示することができます。

 本書は、WebGLやOpenGLについて特別な知識を持たない読者でも独力で読み進められるよう、さまざまな例を提示しながら丁寧かつ詳細にWebGLプログラミングについて説明します。特に、実際の画面表示で必要となるシェーダについては、その動作の仕組みを示しながら具体的な使い方を多数取り上げています。

 その他、キーボードやマウス操作への対応や、アニメーション、テクスチャ、視界の設定、光の扱い、各種効果など、主要なトピックを網羅した本書は、WebGLはもちろんのこと、OpenGLやOpenGL ESといった他の環境も含めたグラフィックスプログラミングの入門書としてもお勧めです。

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