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Kinect for Windows
アプリを作ろう!

2012年12月20日 初版第1刷発行

本書について

 Kinectは、人間の姿や動作、音声などを認識できるデバイスです。KinectはもともとゲームマシンであるXbox 360用のセンサー「Xbox 360 Kinectセンサー」としてリリースされました。その後、Windowsマシンで使用するKinect for Windowsセンサーが発売されてKinect for Windows SDKが公開され、WindowsマシンでのKinectプログラムが実用段階を迎えました。
 Kinectを使うことで、従来のようにマウスとキーボードを使うのではなく、より自然なインタフェースで操作できるアプリケーションを開発できるようになりました。これはひとつの革命といっても過言ではないでしょう。

 本書ではKinectを活用するためのプログラミングの基礎について、具体的でわかりやすいサンプルを使って解説します。
 本書ではプログラミング言語としてC#を使って説明します。C#はKinectプログラミングに最適な言語で、Visual StudioまたはVisual C# Expressを使うことできわめて効率の良いKinectプログラミングを実現できます。なお、本書ではC#の経験がなくても、JavaやVisual Basicのような他のオブジェクト指向のプログラミング言語での経験があれば読み進めるように配慮しています。
 本書を活用してKinectプログラミングを楽しんでください。

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