HTML の歴史

HTML 1.0
初めて一般に公開されたマークアップ言語で、見出し、段落などの文書構造及びリンク機能が設けられた。

HTML 2.0
文書型定義の宣言が設けられた最初のバージョン。整形済みテキスト PRE 及び、フォーム作成が加わる。 かなり長期に渡って使われ、一般的な HTML の礎となった。

HTML 3.0
草案のみで廃棄。日の目を見ることはなかった。

HTML 3.2
表組 TABLE が設けられる。文字や背景などページ上全ての部分に色を定義できるようになる。外部オブ ジェクトを HTML 上に埋め込む EMBED、JAVA を HTML 上で表示する APPLET が追加され、音や映像に対する マルチメディア化が大幅に進む。しかし、本来の論理的な構造を記述するという HTML の精神からはずれたた め、発表後すぐに軌道修正が検討される。

HTML 4.0
HTML 本来の趣旨に戻り、論理的な構造を記述するものに回帰する。従って、色や文字の大きさといった 視覚的要素タグは全て「非推奨」とし、こういった要素はスタイルシート CSS という別概念のものに全て移行 する。

HTML 4.01
HTML4.0 のバグを修正した現在の最新バージョン。アクセシビリティを高め、より広範囲な人へのアクセス を求めている。現在次のバージョンは検討されておらず、これで最後かともいわれている。