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さらに進化した画像処理ライブラリの定番
OpenCV 3基本プログラミング

2016年5月1日 初版第1刷発行

本書について

 OpenCVは、一般的な2次元の画像処理、ヒストグラム処理、ポリゴン処理、テンプレートマッチング、オプティカルフロー、および顔認識など多様なアプリケーションを開発できる関数群を用意しています。これらの関数リファレンス、ならびに大量のサンプルプログラムは、OpenCVのサイトに紹介されています。また、同サイトには、サンプルコードとともに、それに対するドキュメントまで提供されています。しかし、オープンソースにはつきものですが、最新の情報は、すべて英文で書かれています。
 本書は、OpenCVの説明に主眼を置きますが、同時にOpenCV 3以降の拡張、変更、機能、そして若干のプログラミングスタイルについて解説します。OpenCV 3以降はレガシーなCインタフェースは廃止されました。今後はC++インタフェースで使用することが推奨されています。本書は、従来のCインタフェースを排除し、C++インタフェースでOpenCVを使用します。また、OpenCV 3の変更や拡張はプログラミングスタイルだけでなく、パフォーマンス向上を狙った機能拡張も少なくありません。本書は、それらについても多くのページを割きます。本書を参考に、最新の画像処理プログラミングの世界へ踏み出してください。

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